2010年05月06日

"帰ってきたアニソン"三昧に思う

どうも、15時間40分ずっとラジオにかじりついていたTerminalです。

「今日は一日・"帰ってきたアニソン"三昧」、お疲れさまでした。
TLを見てると、ふぉろーさんのリクエスト曲はあまり(というかほとんど)流れなかったようです。
今回は、この件に関してちょっと考えてみたいと思います。


まず曲目に関して。
今回のプレイリストを眺めていると、流れている曲目に傾向があるように思います。……いや、「流れない曲」に傾向があるといった方がいいかもしれません。

流れた楽曲
(1)昔(昭和時代)の曲
(2)昭和→平成頃、いわゆるオタクになるきっかけを生んだ曲(CCさくらとか)
(3)ちょっと古めの、結構知名度のある曲。
マクロス関係、ガンダム関係、などなどはここですね。

では流れなかった曲。実際には上記に反するものなのですが……。
[1]最近(少なくともここ2-3年以内)の曲
[2]主に深夜に流れているアニメの曲
[3]歌手が別の意味で有名な曲(声優の歌うキャラソンなど。但し(3)を除く)

どうでしょう。結構当たってると思いませんか?
※私は特に最近のアニメを見ないのでここらは推測ですが、私が理解できる(聴き覚えのある)曲から判別するとこうなるのです。


次に曲数に関して。
この前に、データを比較しましょう。今回と前回の、時間と曲数の関係です。

【前回(2008.12.31-2009.1.1)】
開始・9:15、終了・24:30、中断・2回55分→実時間14時間20分
曲数:175曲→1曲あたり:約4.9分

【今回(2010.5.5-6)】
開始・9:20、終了・25:00、中断・3回70分→実時間14時間30分
曲数:152曲→1曲あたり:約5.7分

中断の関係で、実は放送時間はそんなに変わっていないのです。
なのに曲数は23曲減。1曲5分として2時間近くです。

では、この時間がどこに行ったか。
……恐らくゲストとクイズです。

まずゲスト。TLでも評判が格段に悪かったオリエンタルラジオ・中田さんを始め、合計で2桁に達するのではないかというゲストの方々が来てました。この方々とのトークに時間を費やした結果、曲を流す時間は減ります。
次にクイズ。イントロを5曲流し、その曲名(番組名でも可)を送ると出演者のサイン色紙が貰えるというかなり豪華なものでしたが、これが合計4回(+特別版)。因みにこの5曲、後ほどフルで流れる仕組みになっていたため、イントロの時間に1曲ぐらいは押し込めるように思います。


この2点から導き出される解は何だろう。そう考えた時、前回の23時台が思い起こされるのです。

もってけ!セーラーふく
経験値上昇中☆
いちごコンプリート
ケメコデラックス!
JOINT
キミヘムカウヒカリ
最強○×計画
聖少女領域
(159〜166曲目)

中でも注目すべきは、165曲目の最強○×計画。出だしが「子作りしましょ♪」とかなりあうあうなこの曲、本当に流してしまったことに対して、主に実況者間で「NHKは子作りを奨励しています」という語句が生まれるほどリスナーは衝撃を受けました。

しかしです。
一般人がこの曲目の流れを理解できたのだろうか。
私にはそう思えてなりません。
実際、私がリアルタイムで聴いていたときは完全にスルーでした。気づいたのは放送後の話です。


私は、キーはここだと思っています。

NHKさん、今回は一般向けに頑張ったのではないでしょうか?
曲数を減らし、関係者のトークや参加型のクイズを織り交ぜ、多くの人が楽しめる構成にしようとしたのではないでしょうか。

一般向けをより多く取り入れようとした結果、私たちのようないわゆるオタクが納得するような曲は必然的に減っていくでしょう。
その結果が今回の選曲と曲数ではないでしょうか。
私はそう解釈しています。


みなさん、色々と言いたいこともあるでしょう。
でも、このようなアニソンが聴ける番組があるということ、とっても幸せなことじゃないでしょうか。たとえそれが聴き飽きた曲であったとしても。
今日の実況の一体感、大好きでした。アクエリオンの「愛してる」TLは鳥肌物です。

私のふぁぼりから。
初めて聴いたけど良い曲だ。これだからアニソン三昧はやめられない #anisonzanmai
http://twitter.com/katagiri_/status/13406660128
こういうのって、大事だと思うんです。

それに、公共の電波ですしね。やっぱりどうしても万人受けは考えないといけないのかなと思います。


そんな私の選曲考察でした。納得するしないは自由です。
あ、私ですか? 楽しめたので満足です。


最後になりましたが、NHKアニソン三昧のスタッフのみなさん、出演者・ゲストのみなさん、長時間本当にお疲れさまでした。
折角「帰ってきた」なのですから、またアニソン三昧があることをを期待しています。そのときは、これに懲りずによろしくお願いしますね。
posted by たみすて at 02:00| 旧ブログの記事